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負け犬や木枯らしの中餌拾ひ 洲外
木枯らしが逆撫でしたり負け試合
泣き虫の頬に木枯らし恨み節
独り居や熱燗だけが暖かい 洲外熱燗を注いでみたり若布酒痛む胃を熱燗じはり宥めをり
煎餅をぶつきらばうに嫁が喰ひ 洲外丸餅は乳房に似たり子が騒ぐ丸餅を割ればぬめつと縦に裂け句作には切れが必要餅を喰ふ
凩に幽霊屋敷震へをり 洲外どっちにするかな
凩に裸の脚が泣いてゐる
あつあつの焼き餅喉を灼いていく 洲外
餅を詰め我らと同じ歳が死に
餅を詰め死ぬ年頃となりたるか
今朝の句
追ひ炊きの時間まちがへあつちつち
冬の朝はぶらしふたつキスをする
で、如月句会となった。
お題は凩、または木枯らし、餅、熱燗の三題。
木枯らしに裸の脚が泣いてゐる 洲外